足利再訪

だいぶ暖かになってきたので、閉じこもりから抜け出して、ちょっと足利まで出掛けた。足利は過去に何回かi行っているが、改めて旅のアルバムに加えようと、霜焼けの足を引きずりながら足を運んだ。
 
両毛線足利駅。何年振りにかな? 出口に向かうのにうろちょろ昇ったり降りたり。   「ようこそ足利へ! 日本遺産 足利学校 日本最古の学校」
立て看板が出迎えてくれる。
 
鎧が展示されていた「太平館」。駅から、土産物の販売や観光案内、そしてレンタサイクル、観光駐車場と観光の拠点。  
 
善得寺。太平館の隣に位置する。足利市には足利氏ゆかりの寺社が8ヶ所あるその一つ。1368年に足利尊氏の開基。  
 
     
 
 入徳門を入ると、桜の下に孔子像    学校門。戦前の国史の教科書に写真があった。
 
 旧遺蹟図書館。元号の出典の万葉集が展示されていた。
書架に並んでいたのは古典籍ではなく活字本。
  字降(kanahuri)松。不明の文字を書き結んでおくと翌日に回答が。
 
杏壇門。中は工事中の孔子廟(聖廟)   敷地の片隅に海軍大将東郷平八郎手植えの月桂樹。M39年
 
 方丈。教室の役目などの大広間。    水を入れて器が上向きに。万事中庸に。ほどほどの教え?
 
関東管領上杉憲実像。書籍・領地を寄進、衰えていた学校を整備、学則制定など、中興に尽力する。    脇玄関の正面に、大きな論語の木彫屏風を背に、孔子の左右に孟子、曽子らの木彫像が並ぶ。
 
方丈には「漢字試験初級」の問題に取り組む姿。    背後の仏殿に孔子像、歴代江戸幕府将軍位牌などが見張る
 
 方丈から見る南庭園。鶴が羽ばたくように見える築山泉水。   書院には中興の上杉憲実と創建説の小野篁像。
 
衆寮(学生寮)室内6畳。自学の場。    北庭園。桜越しに庫裏の茅葺き。小鳥の声が聞こえそうです。

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