4回足を運んで確定申告
医療控除や寄付金控除があるので、毎年確定申告をして来ました。今年は例年とは違って医療費が10万に届かないので医療費控除はないのですが、保険金の一時所得があります。生命保険の7桁の保険金が振り込まれて喜んだその時は、まさか確定申告が必要とは思いませんでした。国税庁の申告書作成コーナを使うと例年20分足らずで作成は終わるのに、今年は4日がかりになってしまいました。

それは、振り込まれた生存保険金と健康祝金は、一時所得として計上するようです。それで、税務署へ出かけて確定申告の手引を貰ってました。それを見ると、一時所得の種類、所得の生ずる場所、収入金額、そして必要経費を記載する欄があります。収入金額は振り込まれた保険金とはわかりますが、必要経費とは? と戸惑ってしまいました。早速税務署に出向き教えを請おうと思ったら、待っている人が会場を溢れ出し、寒い戸外まで続いています。多分数十人近くいたのでしょう。直ぐに帰宅しました。この保険金が振り込まれたのは、過去に保険金の何倍もの掛け金を支払っていますので、多分掛け金を指すのでしょう。そう思って今度は保険会社へ出向き、明細書を改めて貰うと、生存保険金と必要経費が同額になっていました。念のため国税庁のQ&Aをのぞくと、必要経費が掛け金より少ないときは保険金と同額だということが確認できました。結局、所得金額は0円でほっとしました。ことによると、税金をウン万円も払うのかと思っていましたから。

もう一つ今年初めてのこととして、ふるさと納税に手を出しました。ふるさと納税制度は私の考えとは合わないので、これまで見向きもしなかったのですが、ついつい欲に目が眩んで、手を出したのです。それも、12月の末に申し込んだので、確定申告の必要のないワンストップが間に合わず、今回申告しました。これについては改めて考えたいと思っております。

税務署、税務署、保険会社と出かけて行ってやっと作成し、税務署へ4回目に出かけて申告書を提出しました。どこも自宅から歩いても行ける近距離です。これが遠距離ではさぞ大変でしょうね。提出に向かった税務署では、その日も相談会場は待ってる人が溢れていました。そんな人たちをよそ目に受付窓口へいくと、こちらも十人ほどの行列。年配の人が多いようで、点検する係も念入りに調べているので、待つ時間は長くなります。その脇には、受付印がいらない人はポストに入れてもいいとありましたが、やはり調べてっ貰おうと待っていました。20分も待ったでしょうか、1分ほどで受理。国税庁の作成コーナーを利用した人は早いようでした。各種の寄付金が多かったのか、還付金が5桁になりました。

数年前までは、電子申告で済ませたので、税務署に足を運ぶ必要はなかったのですが、私のPCに何者かが侵入して、ファイルの削除や移動など様々ないたずらの被害を受けるようになりました。それで、金銭がらみの使用は一切止め、電子申告も税務署も近いのだからと止めました。今年の申告書の作成は、PCを借りて作成したので、電子申告も同じように借りてすればいいかなと考えています、ナンバーカードがそのまま電子申告に使えるようカード交付の際に暗証番号の設定をしてあるので。

珍しく冷たい赤城颪も今日はお休みで、暖かな日差しに、狭い花壇のクロッカスも花を開き始めました。こんな処にも春を感じられるのを喜んでいます。

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