百花繚乱
このところ毎日、暖かな日差しが降り注ぎます。直ぐ春の連休ですから、当たり前かもしれませんが、寒さが苦手な私にとっては、やっと生き返ったようにすら感じます。動物も植物も、季節の移り変わりを敏感に感じ取るのでしょうか。我が家のささやかな庭に毎日のように訪れていた小鳥達の姿も、この頃はあまり見かけなくなりました。あちこちに餌が溢れてきたのでしょう。

庭先には山茶花や椿、馬酔木、満天星、沈丁花の花が終わって、紫陽花や沙羅が咲くまでは花のある花木は一つもありません。
植木の合間には、福寿草に代わって、立浪草、深山苧環、小鳥が運んできたすみれの仲間2種が咲いています。やがて雪ノ下やスズランが咲いてくれます。

六つのプランターでは、絹さやとスナップ豌豆が次々とたくさんの花を付けては、みずみずしい豌豆が食卓に登場。成りすぎた豌豆は都会暮らしの家庭に届けられます。親戚から戴いた苺は、華やかな赤い花は咲くのですが、まだその実を味わったことはありません。栽培の仕方が悪いのだろうと思います。なんとか、今年はその実をを味わってみたいと思っております。

プランターや植木鉢で咲いている花は、シクラメン、カランコエ、プリムラ、ゼラニウム、ノースポール、都忘れ、肥後すみれ、桜草。紫陽花はもう蕾ができていて、いつ咲き出すのでしょうか。我が家の狭い庭先も「春が一杯」かな?                         
家の周辺の道を辿ると、家々には様々な草木が咲いているのに出くわします。今一番目に付くのは、アメリカハナミズキです。庭木に植えている家があちこちに見かけられます。多分、広い通りの街路樹のナナミズキも咲いていることと思われます。藤は今が花盛り。いろいろな色のツツジの仲間、黄梅、庚申薔薇、アヤメの仲間、そのほか名前の分からない樹木など、その屋の主の好みか様々です。

通りがかりの路傍や畑の隅には、西洋タンポポ、ヒメムカシヨモギ、ホトケノザ、カタバミ、カラシナ等も見かけました。まだ遠くまでは行けませんが、もう少し足を伸ばすともっと様々な花に出会えるのでしょう。この季節は、まさに「百花繚乱」と言うのでしょうか。

そちらでは、今どんな花が見かけられられますか?

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