暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます。

今日は「大暑」。正にその暦の名の通り、最近は連日の全国的な猛暑が続きます。もっとも、きょうは猛暑の中休みか.当地の最高気温は31℃という予報ですが。今年は今までにないような猛暑が続くように思えます。テレビの気象士は、気圧配置がどうのとか言っていましたが、その配置になった原因は教えてくれません。多分……。
猛暑に負けないよう、お元気でこの夏を乗り越えられますようお祈りいたします。

ニュースで高温記録として報じられる熊谷や館林より少し下回りますが、当地も気温が高く、時折ニュースにも名を連ねることがあります。2007年には39.2度を記録したことがあります。これは例外でしょうが、毎日暑い、いや蒸し暑い日が多いように思います。ちょっと体を動かすと汗がたらたら。外出も控えに控えて、超軽装で家に籠りっきりの有様です。畑仕事も早朝のうちだけです。今朝もいんげんの後始末をしたのですが、蚊に刺されないように長袖長ズボン姿。汗びっしょりです。終わったらすぐにシャワーで汗を流しました。

気象庁が発表する各地の気温は、60平方m以上の地上物の影響のない芝生の露場の地上1.5mの直射日光の当たらないところで測定した空気の温度だそうです。当地の気象庁のアメダスは、拙宅から900m離れたところにあり、その標高差は0m。ここで測定した気温などがテレビでも放送されるわけです。我が家では最高最低温度計を屋外と屋内の二ヶ所に掛けてあります。気象庁の条件からすると、高さと日射は条件に合いますが、建物の直ぐ近くですし、芝生の上ではないので、建物や地面の輻射熱の影響は大きいはずです。それゆえ、ここの測定値は「気温」とは言えません。当然のこと、気象庁のデータとは大きな開きがあります。ちょっとだけ我が家の測定値とアメダスの値と比較してみました。タッタに4日ですが平均7.8度我が家の方が高くなっています。ほとんどの人は「露場」のような条件のところで暮らしているわけではありません。気象庁+8度が実際の生活気温の中で暮らしているのでしょう。

東京の気温は皇居に隣接する北の丸公園で測定した値だそうです。辺り一帯は緑豊かな区域です。一方、ヒートアイランド現象が指摘される大都会では、乱立する高いビル群、密集する家屋、併せて走り回る自動車の排気熱と、何万台だか知りませんがエアコンが一斉にはき出す熱気に包まれた屋外の「生活気温」は気象庁+8度ではとても間に合わない筈です。折があったら東京の路上の温度を測定してみたいと思います。

人間の体は気温への順応性があり、慣れてくると段々その気温の変化に感覚が慣れていきます。真冬に25度だったら暑くてたまりません。真夏には25度だとすると寒く感じると思います。お上の奨励の室温は28度だそうですが、今はとても寒くて我慢できません。短パンにTシャツといういでたちですからでしょうか。我が家の冷房の設定温度は30度です。もし、日本中で冷房の設定温度を1度あげて29度にしたら、日本全体で消費電力がどれだけ少なくなるのか、「生活温度」がどれだけ下がるか試してみませんか? あっちばかり目を向けないで、あ…さん。

隣の家の百日紅が咲き誇っています。

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