我が家の家庭菜園の今
今、我が家の畑には大根、小蕪、茄子、九条葱、人参、ピーマンが栽培されております。人参は発芽率40パーセントくらいの恥ずかしい様を見せています。
この程、ほうれん草の種を蒔きました。例年栽培はするのですが、発芽がそろわず予測される収量にはとてもなりませんでした。そこで、新しい教科書が説く、「芽出し」をしてみました。種を一昼夜水に浸し、その後で冷蔵庫に3日保存しました。これで発芽率が高くなってくれるのでしょうか、まだ分かりません。

もう一つ新しい作り方をやって見ました。これまで畝を作るとき、いつでも当然のように南北に作っていました。種を蒔くときも、畝と同じ向きに蒔きました。これは日照が平均に当たるためだからでしょう。ところが、今回は畝そのものは南北ですが、播くときは、畝と直角に、つまり畝幅の東西に播くのです。この方が収量が多くなるのだそうですが、どうでしょうか。

また、種を蒔くのも手間がかかりました。湿っている種ですから転がりません。しかも、種を1センチ間隔で播けというのです。今までは鍬幅にばらまきしていましたが、一粒一粒をつまんでは播くのですから手間がかかります。僅かばかりの家庭菜園でしか出来ない仕事です。播いたあとへ籾殻を散布して保湿します。念のため潅水しました。

天気予報では大型台風が襲来するとか、おかげで乾燥から救ってくれます。ちょっと違和感のある今年のほうれん草の成果はどうなるでしょうか。心配と期待と両方です。

今年はもう一つ新たな挑戦をしました。ラッキョウです。ラッキョウは血流を助けてくれるそうですが、暫く口にしておりませんでした。たまたまホームセンターへ行ったとき眼にとまったので、ためらわずに買ったのです。ところが、今年の栽培計画に中にラッキョウは入っていりません。種ラッキョウを買って来たはいいが、植える場所がありません。やむなく、境界ぎりぎりに畝を一列たてて植えてみました。隣には小蕪が出揃っています。ラッキョウが育つ前に収穫するからと、僅かな間しか空いていません。これも結果待ちです。

今は玉葱の種をいつ播くべきか迷っています。昨年は玉葱の苗を買って植え付けました。種も買って播いていたのですが、買った苗と比べると、短くて細い線香のような苗しか育っていませんでした。諦めて放置しておいたのです。やがて威勢のよかった買った苗が活着しないのか、多くの苗が育ちません。やむなく、そこへ自分で播いたわずか数センチの極細の苗を植え直したのです。その結果はどうだったでしょうか。あの細い短い苗から育った玉葱は買った苗の玉葱と遜色はありませんでした。
こんなことがあったので、今年から玉葱の苗は買わないで、自分で種を蒔くことにしました。大丈夫かなあ?
                
庭先の沙羅の根方に彼岸花が一輪だけ咲き出しました。植えたものではありません。彼岸花は曼珠沙華のほかに死人花とか捨子花、灯籠花などと呼ばれ、墓地などに見かけることが多いので、わざわざ庭に植える人はいないでしょう。それが我が家になぜ咲き出したかというと、沙羅(夏椿)が枯れたので、新しい沙羅を植えたのですが、その時に一緒にお供してきたようです。そのお隣のヤブランと一緒に。ちょっと早いですが間もなく秋の彼岸。ぼんやり主にそれを教えてくれるのでしょう。

このごろ、薄着では寒い程になりました。つい先日まで暑いとこぼしていたのが嘘のようです。季節は大きく回ってきたようです。寒暖に応じて着る物も取り替えたりと忙しい季節、どうぞお大事にしてください。

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