そこの湿度は何%?
先日のテレビで《殺人インフルエンザ》が日本で流行するかもしれないと警告していました。昨年、オーストラリアで流行し、多数の死者を出したH3N2型という毒性の強いウイルスだそうです。インフルエンザの予防接種が効かないかも知れないとか、穏やかではありません。よく言われるように、うがい・手洗いの徹底、マスクの着用など日常の予防策を徹底するしかなさそうです。

これらに加えて、インフルエンザウィルスは寒くて乾燥した空気を好むそうです。また、乾燥状態が続くと喉や鼻の粘膜が乾燥するため、防御力が低下して感染しやすくなるので、特に乾燥する冬季には、室内の適正な温度と湿度の保持に留意が必要とのこと。加湿器をつかうとか、濡れたタオルを掛けても有効だといわれます。

さて、適正な室内の温度と湿度とはと、NETで調べると、室温は20〜25℃、湿度は50〜60%とありました。湿度が高すぎるとウイルスは活性化するし、よく言われるように、カビやダニに好環境を提供してしまいます。

室温は温度計、湿度は湿度計で計測します。今では100円で買えるような温湿計もあるそうで、各種多様な計器が手軽に求められます。気象観測で使うのは毛髪式やバイメタル式、乾湿計がありますが、今では格安の時計を買うと、そこに温度と湿度も表示してくれる物があります。こんな物まで含めると我が家にも幾つあるかなあ? 多分10個以上かな?

朝起きると、直ぐ居間に直行します。室内が10℃近くまで下がっていることが多く、直ぐにエアコン、温風ヒーター、ストーブの三つの暖房を起動させます。この部屋には室温と湿度を表示する物が二つあり、そのほかあまり使わない加湿器を含めると湿度計を三つ置いてあります。ある朝、この三つの湿度を比べてみました。乾湿計75%、デジタル時計31%、加湿器40%でした。さあ、この時の湿度は適正湿度と言えるのでしょうか、私には分かりません。結局、頼りになるのは体感湿度計ということのようです。

こんなに湿度計とは頼りない物か、あるいはたんなるお飾りとしか思えません。そんな物が世の中にばらまかれているのはケシカランと息巻く前に、湿度計について調べると、意外なことが書かれていました。「安価な湿度計に限らず高価な湿度計であっても、湿度計は数年で劣化します」 へえ、じゃあ我が家の三つの湿度が違うのかむしろ当たり前だ、デジタル時計は20年近く使っているし、加湿器も10年以上使っているのですから、それを比べることのなんと愚かなことか。「湿度計の種類やその特徴と精度や使用年数などを考慮した上で使用し、ある程度の目安の値とするのか、正確な値とするのか判断する必要があります」のだそうです。一つ利口になりました。
我が家では、一番新しい乾湿計が一番頼りになるようです。

昨日は大寒。寒さが最も厳しい時期なんでしょうか。22日の当地の天気予報には初雪のマークがあります.
全国の各地で雪が降るようです。雪下ろしが必要なところはさぞかしご苦労も多いのでしょう。待ち望む春はまだまだ先のようです。我が家の庭先には西洋桜草、シクラメン、スノードロップなどが僅かな彩りを添えるばかりです。足の霜焼けに悩む私も「春よこい 早く来い」

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