家庭菜園も今年限り?
先日、馬鈴薯の植え付けをしました、といっても、メークインとトウヤをそれぞれ1キロだけのですが。除草をして備中鍬を振るって耕し、鍬で畝作り。肥料は例年通り、有機石灰に有機化成、そして堆肥を使います。普段使う栽培法の本には、溝の底に堆肥を置いて土をかぶせ、その上に種芋を並べるとあります。深めの溝を掘るもの大変だとして、昔郷里では堆肥を種芋の間に置いていたのを思い出して、この方法で植えました。きっと横より下の方が芋にとってはいいのでしょうね。さて、今年はどれだけ収穫できるか、ちょっと気に掛かります。

植え付けるまでの作業で、今まで感じたことがなかった腰痛を感じました。作業がそれほど腰に負担を掛けるとは思えず、僅かなイモですから、作業の時間も小一時間だったと思います。こんなつらさに自分で驚いていました。幼い頃、農作業の合間に、父親が仕事の手を休めて体を反らしていたことを思い出しました。我が家の菜園は機械に頼らない全くの手仕事ですから、この有様では、家庭菜園は今年限りかなと、寂しくなりました。来春になったら、考えようと思います。

今、畑にあるのはラッキョウ、玉葱、絹さや、それに馬鈴薯だけです。月末には、これに加えてトマト、胡瓜、茄子、シシトウの苗を買い求めを加える予定です。例年植え付けていた坊ちゃん南瓜は小さな畑で広い面積を取るので中止。小玉西瓜も、黒瓜もやめました。他にインゲンとニンジンを蒔く予定です。

今年の新顔の作物はビーツです。ビーツは甜菜の仲間で、体にとてもよいと聞いて、秋になったら種を蒔いてみます。真っ赤な株のようなものだそうで、やはり甘みがあるそうです。

家の軒下にはプラタンターを並べて野菜も作ります。ミニトマト、パプリカ、オクラ、アシタバの苗を今週中に植えるつもりです。三年前に使って袋詰めで保存していた用土に、新しい用土や肥料を加えて準備しました。用土を入れたプランターは重くて腰を痛めながらの移動は大変でした。秋口には、ミニキュウリなどを予定しています。
                               今年の桜前線は駆け足だそうで、もう、各地の花便りが届きます。ことしはどこの桜を見に出掛けるか、長野か岐阜か福島か青森かとあれこれと一応は思案だけはしましたが、足の指の霜焼けがひどくて、遠出は出来ません。30m程離れた桜並木の一部を窓から眺めて、今年の観桜は終わりです。残念!伊那谷のたくさんの桜の名木を訪ねたいと思いつつも今年も夢に終わりました。

郷里の公園などの桜も、多分間もなく満開でしょうか。多分四十年以上見ていません。この年の春は、見に行きたいと夢に描いていましたが、夢のまま終わりました。

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