ラッキョウを漬ける
偶々、ホームセンターでラッキョウの苗を見かけたので、つい手を出して人生初のラッキョウの栽培を始めました。ものも本によると、収穫は6月とありますが、葉が枯れ始めたので、収穫しました。葉と根を切り捨てて秤量すると2.1Kg。植え付け面積からすると、多分随分少ないのだろうと思います。原因は植え場所が少ないので密植したことや、追肥や土寄せなどの手が不十分だったのでしょう。粒は市販のラッキョウのように粒ぞろいとは違って大小入り交じっています。全般に小さめのようです。

収穫したはいいがどのようにして食べるのか、思案は全くありません。鬼怒川温泉に所用で行くと、その帰りには途中のラッキョウ漬けの老舗に立ち寄って、たまり漬けを買って帰るのがきまりのようだったのを思い出して、漬物にすることにしました。漬物以外の食べ方もあるのでしょうが知りません。ラッキョウの漬物も、日光のような醤油漬けの他に味噌漬け、蜂蜜漬けなどもあるそうですが、甘酢漬けを選択しました。酢の摂取は健康によいそうですから。

手元の料理の本を開くと、甘酢漬けの方法があります。それによると、甘酢漬けは塩酢漬けラッキョウを材料にして作るのだそうです。先ずはラッキョウの下拵え。よく洗い薄皮を洗い落とし、ラッキョウの根元と茎を切り落としました。これは昔の方法で、今は両端を切るのは食べる時だとのこと。へえ。この作業は結構時間がかかりました。腰を伸ばし伸ばし終わった時はホット息を継いだものです。

これで塩酢漬けの準備できました。容器をどうするか、100円ショップのプラスチックの容器でもと思ったら、匂いが強いので不向きで、カラス容器がベストとのこと。そんなものはありませんので、手元にあった陶器の瓶を使うことにしました。これにラッキョウ1.9Kg、塩95g(ラッキョウの目方の5〜6%)、酢3.2カップ、水3.2カップを加えて重しをして漬けました、随分塩や酢を使うものだと思いました。これでやっと完成ですが、手伝って貰いはしましがほぼ一日かかったように思います。               
10日ほどでこのまま食べられるようなるそうです。目当ての甘酢漬けラッキョウはこの塩漬けを材料に、砂糖、みりん、酢を加えて10程経つと完成だって。蜂蜜漬けラッキョウも塩漬けラッキョウを材料にして砂糖や蜜を加えて作るのだそうですが、醤油漬けの原料は生ラッキョウとのこと。これも作ればよかったのに、全部塩漬けにしたので、断念するしかありません。またラッキョウ作りに挑戦するかどうかは、ラッキョウ漬けを食べてからの思案となるのでしょう。

一昨日は玉葱の収穫をしました。100本苗を植えて、収穫できたのは72個です。今回の苗は線香に近い細いものでしたから、この収穫になったのかも知れません。今日は、小松菜と小蕪を植えます。たくさん作っても困るので、それぞれ3.5m程の短い畝一列づつです。時期をずらして、また播く予定です。

この季節、気温の寒暖の差が大きく、半袖から長袖へ、または一枚重ね着するとか、脱ぐとか、衣類の調節も忙しい感じです。こんな折りは体調も崩しやすいと聞きます。どなた様も十分にお気を付け下さいますよう。

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