暑中、いえ猛暑お見舞い
6月だというのに、暑中見舞いとは、ちょっとおかしなことのようです。「暑中]という言葉の意味を調べますと、夏の土用の18日間のことだとあります。では、夏の土用とは、立秋の前の18日間が歴法で定められているよし。今年の立秋は8月7日ですから、その前の18日間というと、7月20日の土用の丑の日に当たります。これでは、昨日今日の猛暑とは、いくら何でも理屈が合いません。

関東甲信地方は、気象庁が6月29日の今日、梅雨明けだと宣言しました。平年より22日も早いとのこと、6月中の梅雨明けは初めてだそうです。梅雨明け宣言を待つまでもなく、いつ梅雨入りしたか分からないまま梅雨明けとは。連日真夏日、猛暑日が続いている最近の陽気は、暦法が気象の実情に合わなくなったのか、最近の異常気象が暦法とのずれを生んでいるのでしょうか。

昨日も今日も我が家の最高温度計は39度台を記録、当地のアメダスでも昨日も今日も35°を越えています。街中の建物や地面の輻射熱の影響でアメダスとは当然開きが出てきます。でも、私たちが暮らしているのは、アメダスのように、開かれた土地の芝生張りの露場ではないのです。気温だけが高いのはまだそれほどでもないのですが、今日この頃は、何日も雨は降らないのに湿度も高くて、蒸し暑いのは閉口します。家に籠もりきりの有様で、短パンTシャツでしのいでいます。

今日はどういう風の吹き回しか分かりませんが、午後から強風が吹き荒れています。植木鉢が倒れる、もの干し竿が吹き飛ばされる、茄子やオクラは枝が折れんばかりで、慌てて支柱を追加しました。そういえば、今日は畑にも行かず、どうなっていることやら。胡瓜は苗の売りからうどんこ病で、食品成分の薬というのを振りまきましたが、効果なく、何本も収穫しないうちに、もう収穫も終わりです。後継の胡瓜の苗を育てていますが、収穫まで大分間が空いてしまうようです。今は、ミニトマト、茄子、オクラ、インゲン、それにオカワカメを収穫中です。

馬鈴薯の収穫をしました。私にしてはまあまあの収量でした。欲張って多くを抱えていると、芽が出てしまうので、あちこちに押しつけて、ほどほどの量を残しています。収穫した際、馬鈴薯の実を幾つも拾いました。まだあおい小さなトマトのような実です。切ると、小さな種が見えます。まあ無理でしょうがと思いながら、実のまま土に埋めてみました。果たして発芽するか試しています。

小さな庭にやってくる小鳥は、餌を食べたお礼にと様々な贈り物を置いていきます。それらがやがて芽を出して、花や実をつけてきます。南天は高さ2メートル程に、万両、ミズヒキソウ、……、そして今日見つけたのは草の間から顔を出した花、名前は分かりません。


猛暑のみぎり、くれぐれお体を大切にしてください。

 

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