酷暑お見舞&スマホに苦闘
酷暑お見舞い申し上げます。

このところ連日、日本中猛暑の日が続いています。気象庁のアメダスでも35℃以上を指すのですから、実際は40℃に近い筈です。昨日の最高気温はアメダスだと36.5℃ですが、我が家の最高温度計は、42.7℃。今日も日本中のどこも猛暑日とか。蒸し風呂に入っているようです。とりわけ西日本の豪雨の被害で避難している人や、駆けつけた多くのボランティアの人々には、我慢の日々が続いているのでしょう。旅で歩いたことのある岡山に、少しばかりの気持ちを送りましたが。

猛暑で熱中症に倒れる人が今日は何人などと報道されます。十分に気を付けられ、猛暑の夏を乗り越えられますよう。

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大竹しのぶさんがにこやかに、「らくらくホン」を奨めるので、この程携帯からスマホに乗り換えました。スマホに乗り換えないと、行政からの情報すら切り離されるとも言われるそうですし、何事もスマホがすべての世の中になっていくようにすら指摘されています。私は世の進歩に乗り遅れまいとスマホに乗り換えたこともあるかも知れませんが、何より、一つには苦手な電話の対話の音量の調節が簡単にできること、携帯より操作画面が広く見やすいことが利用するようにしたのです。パンフレットを見ると、便利なことがたくさん並べてあります。

それにも増して、スマホを使いたいと思ったのは、ナビが使えることが魅力だったのです。私の旅は大概、街中のあちこちを尋ね歩くことが多く、限られた時間の中で尋ね歩くにはナビが強力な助っ人です。以前は、自転車に取り付けても使えるナビを買い求めてレンタサイクルに取り付け、重宝に使っていたのですが、地図の更新が出来ず、段々実情と合わなくなって来た頃に故障で処分。以後は、地図ソフトで尋ね歩く順路にしたがい、何枚もの地図を用意していくようにしていました。スマホがあればその必要も無くなります。

さて、スマホを買うといって、取扱店に行っても、時には数時間待ちということもあるそうですし、様々な契約条項があってそれをどうするか決めるのですが、とても自分ではすべては理解できそうもありません。そこで、スマホを持っている子供に援軍を頼み、結局、契約のことは、子供がすべて代行し、私は傍らで立ち会っているばかりでした。予約時間からかれかれ1時間ばかりかかったようです。

実際に使い始めると、便利な筈が悪戦苦闘、難行苦行の連続です。いろいろな設定をするのですが、どう設定するのがよいのか?、設定法は?……。 何回かやってはみますが、何日もかかっているのに、未だ終わりません。文字入力は簡便になったと謳っていますが、指が太いのか隣の文字に触れて誤入力が多く時間ばかりかかります。慣れるまで大変です。音声で入力も出来るそうで、一度試してみると、私の発声が悪いのでしょうか正しくは入力できません。これは練習で改善できそうもありません。更に手書き入力もありました。指で「今」などと画面をなぞると、今、今どこ、今回、今日、今すぐ、今世紀……などと候補が次々と現れます。この機能は簡便です。八十の手習いは暫く続けなければならないようです。

電卓、拡大鏡、乗り換え案内、目覚まし、翻訳、財布代わり、交流サイト……と多くの便利な機能もあるようです。また、有料無料のたくさんのゲーム、音楽、映像、ラジオやテレビも利用できるとか。勿論、インターネットを利用すれば、世界の様々な情報に接することも出来ます。使いこなせばとても便利な道具なんでしょう。今は交流サイトで未知の人ともやりとりして犯罪に巻き込まれる人もいるそうで、便利と危険は背中合わせ。最近はスマホに子守をさせたりとか、乳幼児からスマホ浸りの風潮にその弊害を説く人もいる由、そのうちにスマホ介護なんて言うのも……。                       

私には、映像も音楽もゲームも縁がないし、以前はいくつかの交流サイトを使っていましたが、今更交流サイトでもあるまいし、私が利用するのは、電話とメール、カメラと歩数計、ナビ、それに拡大鏡も便利で、利用するかな?、まあ、そんなところでしょうか。いやいや、もっと探してみると手放せないような活用法もあるのでしょうが、そこまで手を広げていくのは今は考えていません。なぜかと言うと、今回スマホを手にして、吃驚するやら情けないやら、恥ずかしいやら、情けなく思ったことがあります。自分の理解力、注意力がなんと欠けていることかと痛感しました。同じことを何回間違ったり忘れたりしたことか、そのうちに少しは慣れるでしょうが、慣れるまでが大変です。当分、八十の手習いを頑張ります。
スマホはGPSで居場所も確認できるそうで、外出時のお守りとして使っていきます。これが一番大切な使い道かな?

通りかかった橋の上からスマホで撮ってみました。

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