春野菜さんざん
9月も間近だというのに、まだまだ続く猛暑には閉口します。日本中が湿度も高くて、蒸し暑かったのでしょう。今日の当地の最高気温はアメダスが38.5°、我が家の最高最低温度計は43.5℃。どちらも新記録だったのでしょう。暑さ対策に意を払って、もう少し辛抱して、いかにいも秋らしい、すがすがしい日を待ちたいものです。

天気予報では雨の記号が見えるのに、空振りばかり。春野菜は早々に収穫仕舞い。胡瓜は昨年の半作ほど。胡瓜は苗のうちからウドンコ病で、有機栽培用という薬を何回も噴霧しても気休め程度でした。どうやら平年並みはトマで、茄子とインゲンは大豊作といえそうです。小松菜、小蕪は寒冷紗をかけたのにもかかわらず、そっくり虫に差し上げてしまいました。網目が荒かったようです。

毎年、何か新しい野菜を試みるのですが、今期はラッキョウを栽培。ネギ類は血流を促すというので、昨年の九条ネギに次いで挑戦してみました。特別の世話もなく、多分まあまあの出来と言えそうでした。ただ、たくさんのラッキョウをどのように食べるかあれこれ考えた結果は甘酢漬け。日光方面に足を向けると決まって名物のラッキョウのたまり漬けや甘酢漬けを土産に買ったものですが、あの味を思い浮かべて、レシピ通りに漬けてみました。味は? まあ違和感はありませんが、ラッキョウの歯ごたえが違います。堅いのに歯切れが悪い、つまりあまりおいしくはないのです。せっかく作ったのですから、毎日少しずついただいておりますが、ラッキョウはもう卒業です。

今、畑にあるのは、九条ネギと一株の茄子だけです。それに発芽率0.5%にも及ばないニンジンです。せっせと潅水をしたニンジンですが、潅水が足らなかったのでしょう。天気予報の雨マークを信じて種まきをしたのですが空振りばかり。ニンジンは断念することにしました。それにしても、今年は雨が少なく、近くの畑を見てもどこも苦戦のようで、どこも早々と畑を空けています。里芋もなんとなく元気がなく、生育も遅いようです。
                                    プランターで育てていたミニトマト3本はほどほどの成果で、昨日片づけました。3本のオクラはまだまだ収穫中です。今年初めて蒔いたミニニンジンは、3つのプランターでそれぞれ15センチほどに育っています。「ミニ」ですから、どれほどの大きさかは収穫するまでのお楽しみです。もう一種プランターで育てていたのはミニ胡瓜もあります。これも数日前に片付けました。何本収穫したか記録も取りませんでしたが、多分3,40本はあった気がします。長さ10センチ足らず、直径3センチほどです。種の袋には「ドカナリ千成」とありましたが、栽培管理が適切ではなかったと見えて、「ドカナリ」には及びませんでした。
65センチのプランターなら2本植え、日当たりと水やりに気を付ければ「ドカナリ」も夢ではないようです。一度試してみてはいかがでしょうか。

秋作に取り掛かりたいのですが、さっぱり雨が降ってくれません。雷雨注意報は出ても、今年はまだ一度も雷鳴も聞かず、稲光にも出会いません。予定しているのは、新顔の「食用ビーツ」、甜菜の親戚で、少し甘みがあるそうです。これは血流を促す働きがあるそうで、群馬や長野あたりの高地で栽培されているようです。そのほか、定番の玉ねぎ、大根、豌豆。余地ができるので、目の細かな寒冷紗を買って、葉菜類も挑戦してみたい気もしています。でも、いつ作業に取りかかれるかなかなか予定は立てられません。

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