秋の家庭菜園も一区切り
春野菜の後に育てていた人参、ほうれん草の収穫をしました。人参は何が悪かったのか半作。ほうれん草はよく育ち、収穫して茹でて冷凍保存をしました。畑には大根と九条葱がありますが、当分そのまま。そのうち大根は土中に埋めて保存する予定です。
秋になって育てているのは、玉葱、ビーツ、豌豆です。自分が播いた玉葱の苗は線香程の頼りない細さで、市販の苗を買い足して植え付けました。ものの本には、鉛筆くらいの苗がよいとありますが、市販の苗も線香程の太さ。どうにかそれぞれ根付いてはいますが、無事に冬を越すか気がかりです。

ビーツは甜菜の仲間で、食用の品種だそうです。血流を促す成分があるとの医師のお薦めで、今年初めて栽培しています。高冷地を好むそうで、9月に播いて12月には収穫出来るはずですが、発芽率も悪く、成長も遅く、まだ10センチ足らずでは、12月に収穫出来るわけはありません。本来乾燥が苦手な野菜だそうですが、今年の異常乾燥で生育が停まってしまったのでしょうか。ビーツ一年生は見事に落第です。そのまま残してありますがちょっとは収穫できないかな。来年再度挑戦するつもりです。

豌豆は幸い元気に育っています。つるありの品種ですから、もう支柱を立てなければと、思ってはいるのですが、なかなか腰が上がりません。苗の余ったものを、自宅のプランターにも植えました。順調に育ってくれれば、とても我が家だけでは食べきれませんので、あちこちとプレゼントできそうです。プランターは豌豆が4つ、ビーツが4つ、ミニ人参が3つ、オカワカメが2つあります。ミニ人参はその名の通り大きそうな物で径2センチ程で長さ7センチ前後程です。大きそうな物を選んで順次収穫しています。

オカワカメは重宝しています。生育は早く強健な植物です。前にも触れましたが、「百薬」という名に恥じない多くの成分があるそうです。料理も様々で摘んでも摘んでも直ぐ成長する「百薬」です。挿し木も簡単で、何人かの人にお裾分けしました。                     
それになんと、名前を忘れてしまった野菜が3鉢。これはホームセンターで苗を買ったもので、葉も茎も花も食べられるとか。葉は赤紫をしています。図鑑で調べると、リーフレタスの仲間のサニーレタスに似ています。名前がお分かりに方は、お教えください。

無農薬有機栽培を旗印に続けてきましたが、今年も病虫害との戦いは、完敗です。有機栽培用の薬剤を試してみましたが。所詮気休め。虫害は目で見てわかるのは手で駆除するだけでした。病害ではうどん粉病の被害は胡瓜。葉を切り捨てるしか手立てがありませんでした。手間賃は無しとして、肥料などの経費で、きっともっと安く野菜は買えるのでしょうが、それを承知で続けているのは、いわば私の道楽なんでしょう。あの細い玉葱の苗は来年どんな玉葱になって姿を見せてくれるか、今のところの楽しみの一つです。

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