江ノ島53年ぶりの再訪

昭和39年、仕事で初めて江ノ島を訪ね、島内で一泊したことから53年ぶりに再び尋ねてみました。この間にあちこちと姿を変えていることもあるだろうとと思いながら、記憶を辿りつつ歩いてみました。
 
 大船から湘南江の島まで、湘南モノレールは昭和46年全線開通。6.6kmに8駅。大部分は道路の上を走っているようだ。
 
  湘南江の島駅から、江ノ電を越えて向かう、狭い「ゑのしま道」(江ノ島弁財天道標)には土産物屋や飲食店やら……
 
  「名勝及史蹟 江ノ島」へは 江の島弁天橋(人道)と東京オリンピック際に架けられら江の島大橋(車道)の二本がつながる。
 
賑わう 弁財天仲見世通り。 通りの店に寄って昼食は→   江ノ島名物「さざえとしらすを卵でとじた江ノ島丼」 
 
竜宮城を模した瑞心門。    三本のエスカーが弱い足を助けてくれる。
江島神社は、三人姉妹の女神をそれぞれ邊津宮、中津宮、奥津宮に祀る。海の神、水の神であり、また幸福財宝を招き、芸道上達の功徳がある神社だそうだ。    
 
 江島神社 邊津宮。    銭洗白龍王。銭を小笊に入れ洗うと龍王が増やしてくれるよ。
 
 ヨットハーバー-。オリンピックの会場かな?    中津宮。参拝者がいた!
 島の最上部には、起伏のある平地が広がっている。ここは明治初年にアイルランド貿易商サムエルコッキングが土地を取得。植物園開園。のち、藤沢市が買収。展望灯台、熱帯植物園などが設けらるなど幾多の変遷を経た、今はこのあたりはサムエルコッキング苑とよび、姉妹都市などの記念施設がいくつか点在している。 
 
 中国昆明友好都市記念の四阿。    孔雀の彫刻『吉祥永駐』
 
韓国保寧市姉妹都市記念。スポーツを通しての交流から。    熱帯植物園の名残かな?
ウィンザー(加)のバラ園、マイアミビーチ'(米)の広場、松本市の松本広場(蕎麦打ち体験施設)などもあるそうだが……  
 
 サムエル・コッキング苑展望灯台。高さ59.8m。    灯台の眺望。右に七里ヶ浜から由比ヶ浜、左に片瀬漁港が。
 
稲村ヶ崎。江ノ島からここへ立ち寄るはずが、時間が無くて…     社屋が小さく見える奥津宮は見下ろすだけだ。
 
 児玉神社。祭神は「日露戦争を勝利に導いた救国の英雄児玉源太郎」台湾総督として善政を敷いたとも(説明板)    満州国外交部総督謝介石(台湾の人)碑。祭神の武勲、才知、徳をたたえた碑文(説明板)
 
 山県有朋歌碑{児玉藤園のみまかりける日読める 有朋
越えはまた里やあらむと頼みてし杖さえをれぬ老のさまみち
  後藤新平詩碑。森厳羽衡老将軍 功烈真兼武與文
造次不離忠孝旨 于花于月又思君   新平
江の島は面積0.38平方キロ。海岸線は4キロメートル。小さな島だが、今回歩いたのは多分半分くらい。前回行った岩屋は、先頃の台風で崩落があったとかで、立ち入り禁止。 信仰の島江ノ島をまともに尋ねてみたものだ、稲村ヶ崎と共に。是非。

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