海を眺めに~~安房鴨川へ

自分の体調に炭酸泉がよいと聞いて、海を眺めながらの温泉もよいなあと鴨川へやってきた。
東京から京葉工業地帯を通り過ぎると、山林や農地が広がる 茂原を過ぎるとやがて海が。御宿か勝浦か?
終着駅の安房鴨川駅。食堂も土産物店も見当たらない…… 観光案内所紹介の食堂で魚料理で昼食。おばさん奮闘中。
道中の鴨川漁港へちょっと立ち寄る。まき網、定置網が主な沖合漁業の拠点。今日の漁の取引は既に終わって閑散に。
見かけた魚は鯖? この棒もヤガラという魚だって。
……広いな大きいな 暫し立ち止まって海の気を胸いっぱいに吸い込んだ。この景色は何かに似ているようにも見えるが
南房総国定公園・新日本百景「鴨川松島」宮城の松島に似ている景観から命名の由。大小七つの島からなる。
鴨川松島から1.5kmほど、路傍の草花に目をとめながら坂道を登っていくと、標高91mの魚見塚公園にたどり着いた。この高台は漁師が沖合の魚群を見張るところだった由。今は恋人の聖地の「誓いの丘」だそうです。たくさんの鍵のための金網が各所に。
展望台の上には地元の木彫作家長谷川昴作「暁風」が潮風を受けながら太平洋も見つめているのでしょう。仏の化身?
黒潮荘。松島海岸を見下ろす高台の共済の宿。親切・清潔 予約した腹相応の量の食事「みぎわ御膳」でも残してしまう。
直ぐ近くの宿が炭酸泉だからと、勝手に思い込んで来たが、ここは単純硫黄泉。でも大浴場を独り占め。ジャグージに身をほぐし、展望風呂から鴨川松島を見下ろすなど堪能できた。 

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