草津温泉再訪~草津への旅2
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長野原草津口から日本ロマンチック街道をバスに乗って、約30分で600mの標高差を登り草津へ。 | 温泉街の一つ手前運動茶屋公園下車。道の駅やベルツ記念館、高山植物園,、資料館などなど。 | ||
ベルツ記念館。 草津を世界に知らせた恩人。 | もめやうたへや湯けむり湯けむり 山頭火 | ||
道の駅に隣接の高山植物園。散策路へ。 | シラネアオイ。 | ||
カタクリ。花は既に散って。 | ツツジの仲間。バス停への道だけの散策。 | ||
真言宗豊山派 草津山光泉寺参道。 | 山門から湯畑を見下ろす。 | ||
湯けむりにふすぼりもせぬ月の |
山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ はせを 松尾芭蕉句碑 元禄2年加州山中温泉の句 |
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光泉寺本堂。本尊は千手観音。 | 薬師堂。遅咲如来。内湯巡りはここに参拝して。 | ||
白旗源泉。湯畑のそぐ傍。源頼朝が発見したと言い伝えられている源泉である。湯畑横には共同浴場「白旗の湯」もあった。 | |||
湯畑。流れ下る大量の湯。湯温を下げ、湯の花も採取する施設。長さ50m前後、幅は10mくらいか。 | 湯畑最上段の「御汲上げの湯枠」家康、吉宗、家治の為、枠の湯を樽詰めにして江戸まで運ばせた | ||
湯畑周囲の石柵に刻んだ來草の著名人達。山下清、竹久夢二、田中絹代、高峰三枝子、上原謙。日本武尊、義仲、巴御前、秀次、利家。象山、長英、東湖。宗祇、良寛、一九、一茶、牧水、節、仙子、花袋… | |||
流れ下った大量の湯。ここから各旅館へ。 | 宿から見下ろす湯畑。向こうには土産店が並ぶ。 | ||
「熱の湯」湯畑の傍らに。ここでショーが始まる。 | 草津湯もみ唄に合わせて板を左右に半回転。 | ||
時間湯の…浴場の中を窺き込むと 三四十人の者が裸体になり、手に手に一枚の板――幅一尺長さ一間――を持って浴槽内を掻き廻してゐる…一人が声を張つて或る節の唄を唄ひ出した。一同これに応じて『ハ、トッコイドッコイ、ヨイショヨイショ』と囃すのだ。…やがて隊長といふ者の命令に従つて極めて静粛にいま掻き立てた湯の中に浸るのだ。そんなに掻き廻した後でも百二十度から三十度(49℃~54℃)の熱を…入浴中は不言不動…入浴時間は正に三分間に限られる……(若山牧水 「渓ばたの温泉」) | |||
今宵のお宿「山本館」江戸文化年間創業。大正期建替えの木造三階建ての伝統的数寄屋造り。 | |||
内湯「若の湯」白旗源泉を引き湯した源泉掛け流しの湯。少し高めだったかな。二度とも貸し切り。 | 天明3年の浅間山大噴火の溶岩。関東一円に被害を及ぼした.鬼押し出しが出来たのもこの時。 |