栃木県野木町の小さな小さな旅   

コロナは更に蔓延とか、こんな時世にはどこにも行けないので、近くの野木町へ乗り物なしの散策、いえ、小さな小さな旅の記録です。風も無し日和は暖か、のんびりと先ずは、古河公方ゆかりの万福寺へ。 
 
山門。鐘楼兼任。上部に掲額が→     こんな字があるとは。さて、なんと読むのでしょう。↓
 
 楓の老木越しに本堂と庫裏が。    曹洞宗西光山満福寺本堂。山門に山号の「西光山」
 
 初代古河公方足利成氏の墓所。
右側のどちらかだそうです。左側の新設した墓標には、
乾享院殿久山公大居士と刻む。明応6年(1497)9月30日古河に没す。65歳。足利尊氏の子孫が受け継いだ鎌倉公方になるも幕府や関東管領の上杉氏などと対立、古河に移る。
  猪苗代兼載の墓
戦国時代の連歌師。会津に生まる。宗祇に師事。京都歌壇で活躍。後、足利成氏に招かれ古河桜町に住まう。永正7年(1510)年6月六日没。墓碑に曰く
 耕閑軒法橋兼載翁 花散りて名のみ残るや墳櫻
 
寺の裏に出ると、目の前は渡良瀬川の土手。栃木、茨城、群馬、埼玉にまたがる面積3300haの渡良瀬遊水地が一望に。

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