都市緑化フェア 太田会場へ

前橋で道路に置いたプランタのチューリップの花が、何回か切り取られる事件が起こりました。群馬県は、「25回全国都市緑化フェア」ということで、県内全市町村が何らかの形で参加ししており、前橋のチューリップもこの一環だったのでしょう。チューリップを切り取るなど、フェアに水を差し、育てた人の気持ちを踏みにじる行為は許されるものではありません。

【このフェアは、「緑ゆたかな街づくり」〜窓辺に花を くらしに緑を 街に緑を あしたの緑をいまつくろう〜を統一の開催テーマとした全国都市緑化フェア】として、今年は群馬県が会場となったようです。総合会場が前橋や高崎などの3カ所、サテライト会場―テーマ会場というのが、伊勢崎と太田、そのほか、全町村にサテライト会場―一般会場という、既存の施設を利用した155カ所もあるそうです。

4月5日から5月11日が会期で、太田会場では芝桜が見事だ、とTVの放映を見て、出かけてみました。会場に近づくと、入り口付近は車が長蛇の列です。よく見ると、入り口から2、30m程は入った所に「満車」の表示があり、入り口に入った車に、狭い所をUターンさせているのです。どうやら、臨時駐車場へ行くよう指示しているらしいのですが。入り口からもっと遠い所で案内すれば、Uターンなどせずに済むものを。もうここでうんざりしてしまいました。

私は、入り口の直ぐ近くの民家が私設駐車場をやっているのを目にして、そこを利用しました。500円でしたが、公営の駐車場も500円。なにかおかしい気がしました。平日でこの始末ですから、休日はどうなるのでしょうか。それだけ、このフェアに関心を持ってくれることは催しの趣旨としては成功なんでしょうが、この誘導はなんとしてもお粗末です。


運動公園を利用して、その斜面に芝桜などを植えたのだろう。


パンフには「100万本の芝桜」とあるが、数えようもない。


企業の協賛とボランティアの力で実施とか。
いつから着手したのか、大変な事業だ。


このあたりは多分山林だったのだろう。それをこのフェアのために「開発した」??


ここは一段と高い丘陵地の斜面。日当たり良好で、散策には好い所だ。


あちこちに竹の支柱で立っているのは?
サウンドオブジェ。


風で回転して音が出る仕掛け。


材料は竹。私には音は聞こえなかった。


荒れ地に生育の悪い芝桜。やっと間に合わせたのかな?遠くから見るならこれで良し。


ステージもあって、この日はおばさんたちのフラダンス。観客は20人ぐらい。


傾斜の急な斜面にはツツジが植えられ、花の咲いている所もあった。


ツツジも何種類かあるようで、色も違うし、まだ咲かないものもある。


エイザンスミレ
通路傍の雑草のなかに咲いていた。山林の木陰から乾いた日当たりに出てびっくりかな。


名前は?
図鑑で調べたが、わからない。雑草の中に咲いていた野生の花。


名前は?
野生の花も大事にしてこそ、緑化フェアの趣旨に添うと思うが。


来園者の殆どが年配者。平日だからそうなるのかな? 売店が繁盛していた。


群馬の水郷
帰途、「一般会場」というここに足をとどめた。釣り堀で、芝桜が一寸だけ咲いていた。


谷田川河川敷の池沼や緑に囲まれた自然をそのまま生かす公園。野生のカラシナが花盛り。

のんびりと、穏やかな春の日を過ごすことが出来たのは何より。帰途、足利の鑁阿寺(ばんなじ)をちょっと覗き、農産物直販所「健康の郷季楽里」 に立ち寄り、地元の生産者名のわかる新鮮な野菜を数種買って帰宅。

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