名月院から浄智寺へ
鎌倉紫陽花めぐり そして城ヶ島、観音崎へ
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国指定史跡 臨済宗建長寺派福源山名月院。「あじさい寺」ともいわれる鎌倉第一のあじさいの名所とか。ここはあじさいのみでなく、四季それぞれにたくさんの花々が境内を埋め尽くすそうだ。 名月院の創建は平安末期で、その後北条時頼はここに最明寺を建立、時宗は最明寺を前身に蘭渓道隆を開山として禅興寺を創建、明治には廃寺となりその子院の名月庵のみが残ったのだそうだ。謡曲「鉢木」の佐野源左衛門から鉢木の持てなしを受けたあの時頼はここに眠るのか。 |
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参道は参拝者の行列。時にはこんな静かな佇まいも。 茶室「月笑亭」 |
第5代執権北条時頼公御廟所。このあたりに時頼が建立した最明寺があった処のよし。 | ||
北条時頼墓所。 | 本堂へ向かう道。 | ||
鎌倉石(凝灰質砂岩)の参道。 | 「福源山」の山号を掲げた山門。 | ||
本堂。「方丈」 | 「やぐら」鎌倉期特有の墳墓。上杉憲方を祀る宝篋印塔 | ||
「開山堂」開山の木像、歴代の住職の位牌を祀る。 | 鎌倉十井の一つ「瓶の井」。現役の名水 | ||
枯山水庭園。 | ここは日本古来の品種の姫あじさいが中心というが? | ||
ここには約2,500のあじさいが植えられているそうだ。 | 猛暑で紫陽花の葉が萎れ、花時ももう終わりのようだ。 | ||
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惣門。無学祖元が書いた「寶所在近」の扁額を掲げる。 | 池の上の石柱の傍らには鎌倉十井の一「甘露の井」 | ||
参道。ところどころにあじさいも咲いて、日陰に入るとほっとする。 | 仏殿。「曇華殿」の扁額。本尊は阿弥陀・釈迦・弥勒の三如来仏。 | ||
庭園越しに茅葺きの「客殿」 | 鎌倉観音巡礼第31番札所本尊の聖観音菩薩立像 | ||
「やぐら」時とともに住まいから墓所、そして倉庫、薪や木炭の貯蔵庫に。 | 結界に降る雨あしは光りつつ 深き杉生のみどりにしづ舞 安藤寛 |