残雪の小谷から安曇野、松本へ

んだかわかりませんが「小谷」という地名に惹かれて、訪ねてみました。そこの秘湯「山田旅館」が目当てです。新宿、松本、大町のルートよりも、大宮、長野、白馬のルートの方がずっと時間がかからないというので、長野から特急バスを利用しました。

もう少し雪が残っているかと思いましたが、随分融けていました。この冬は特に雪が多くて、6,7mぐらいになったろうとのこと。屋根の雪が2mを超すと雪下ろしをするのだそうですが、今年は毎週のようにやっていたと宿の人の話。

江戸時代に発見された名湯だそうで、文化財指定の旅館。廊下も柱も木目が浮き出て時代の風格に満ちていました。雨飾山の中腹に位置するのでしょうか、降り積もっている日陰の雪は2m程もあります。

同宿は、山スキーに行くらしい若者二人、温泉巡りらしい若者一人、なんとなく小説家風の中年女性、私たちと同年配の夫婦だけのようでした。中途半端な季節なんでしょうね。

朝、早めに発って安曇野へ向かいました。この日は大陸からの黄砂の為に、北アの雪に輝く山々などは見えようもありませんでしたが、風もなく、温かな日差しの中を貸し自転車でのんびりとサイクリングを楽しみました。

3時間では、東の方の三分の一程度のところしか廻りきれませんでしたが、春を満喫したように思えました。

このあと、兄弟会参加のため松本、浅間温泉に行きました。
それぞれに歳を加えたけれど、元気に顔を合わせることができたのは何よりでした。


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