|
|||
奥会津の南会津町舘岩、木賊温泉へ雪景色と温泉を楽しみにでかけた。東武鉄道が野岩鉄道に接続していて、列車によっては乗り換えなしに、岩館への玄関口の会津高原尾瀬口まで行ける。 南会津町は、田島町、岩館町、伊南町、南郷町が合併した町で、東は那須、西は只見,檜枝岐、南は日光などに接する福島県南部の「自然豊かな町」。訪ねる木賊温泉は旧岩館村にある。 |
|||
ここは何処だか」鹿沼か日光か今市か。遠くの民家では 梅が咲いていた。すっかり春の景色。 |
鬼怒川に沿って、間もなく鬼怒川温泉に至る。遠くの山にはもう雪は見えない。 | ||
鬼怒川温泉を窓下に見て気づいたことの一つは廃墟となった温泉旅館。温泉街も大変なんだろう。 | 鬼怒川公園駅。あまり見かけなくなった赤松が各所に眼に付いた。ここでは虫害の被害がないのだろう。 | ||
新藤原駅。ここから下野と岩城を結ぶ野岩鉄道として乗務員も入れ替わり。 | このあたりも、すっかり春の気配。雪は見えない。ちょっと心配になってきた。 | ||
五十里湖(いかりこ)湯西川が流れ込む。川面は雪では無く泡立っているようだ。 | やっと雪が見えてきた。トンネルをくぐる毎に積雪も増えてくるのが嬉しい。 | ||
会津高原駅。この2両は田島まで行く。駅の標高は722.5m 「7200m!]と思わず叫んだら、小数点が見えずびっくり。 |
駅から檜枝岐行きの高原バスに乗る。「どこでもバス」とやらで、どこでも乗り降り自由。乗客6人。 | ||
岩館の中心地。小中学校も役所もここにある。ここから左折すると秘湯の会の「湯の花温泉」へ行ける由。 | 松戸原で下車。そこからタクシーで坂道を上りながら木賊温泉へ。道路脇の積雪も高さを増す。 | ||
村道下の崖にへばりついたような川沿いの宿「井筒屋」。急な下り坂は、雪と氷でこわごわ.標高780メートル。 | 宿の部屋から共同風呂の岩風呂を見る。西根川の川床を囲って風呂に。入浴料200円。 | ||
温泉集落を散策しながら、もう一つの共同浴場「広瀬の湯」入浴料300円。 | 広瀬の湯」は男女別の日帰り温泉。単純泉。 高齢者3人が体を洗っていた。 |
||
吹き溜まりは数mにもなるという雪。右の車には除雪ドーザと表示があった。ブルドーザーとは違うんだ。 | 部屋から見下ろした「岩風呂」底から湯が湧き出ている。 熱めの湯が心地よい。夏は露天風呂になるそうだ。 |
||
岩風呂から宿を見上げる。この日は全館貸し切りの贅沢。 ことによると、木賊温泉12の宿で私達だけかも知れない。 |
夕食。鴨鍋、岩魚塩焼き、岩魚卵おろしあえ、山菜天ぷら、岩魚刺身、茸茶漬け、蕗の薹酢の物、赤蕪、蕎麦、舞茸ご飯 | ||
内湯の岩風呂。40~47℃。底から湧き出る源泉掛け流し。 窓の外は西根川。入ると熱く出ると寒くて、窓は開けられ。 |
-6℃の朝の散歩で見かけた山。2059mの帝釈山ではなく、1769m白身山かもしれない。と宿の人の話。 | ||
「だらめきの滝」の氷柱。高さ数m、巾は10m足らず。厳寒期にはもっと幅広くなる由。正確な大きさは誰も測定していないのかな? | 岩魚釣りで賑わう西根川。南会津の自慢の味は川魚に赤カブの漬物、蕎麦 ……舘岩特産の赤蕪は以仁王が伝えたとか。 | ||
宿の主と話していて、そのなかでちょっと気になることがあった。それは、此の頃このあたりの雪質が変わってきたという。 ここは標高が高いので,北海道のようなサラサラした雪だったが、新潟のような重い雪になってきたようだ。そういえば通りの「屋根の落雪注意」の看板はどれも新しかったのは、そのためなんだろうか。 あたりの山々を覆い尽くす山毛欅の仲間の紅葉も見事な所だそうだが、此の頃は黄色のままで赤くならなくなったのは、地球の温暖化の影響だろうと云っていた。 |
|||
続き |