栃木市へちょっと

家の中でくすぶっていることが多いので、梅雨明けはまだないようだが、晴天続きの一日を近くの栃木市へ出掛けた。近郊の大平山の紫陽花が見頃と聞いて。
 
 栃木駅。高崎と東北本線の小山を結ぶ両毛線、浅草と日光・鬼怒川を結ぶ東武鉄道が交差する栃木。   駅前に山本有三の文学碑。「路傍の石」の主人公吾一少年に担任の次野先生が諭す言葉。
 
 あじさい坂。1000余段の始まり。あじさいは真っ盛りすぎ。    この石段では左右を見ながらは登れない。
 
 坂の半ば、連祥院。慈覚大師創建。大平山の神事、仏事に当たる別当寺院で永世勅願寺だった由。    日本の音風景百選の地。脇に小さな谷川が流れていたが、鳴くのはいつなんだろうか。この日は聞くすべもなし。
 
幕末、武装蜂起した水戸の尊皇攘夷派は各地で転戦。   随身門。左右大臣、仁王を配する、神仏混淆時代の名残り。 
 
太平山神社本殿。御神徳は家内安全。    沢山の摂社。足尾神社は祭神大和武尊(天狗)足腰の健康。
 
天狗の投げ石。天狗って力持ちなんだ、何キロ?    山本有三文学碑。路傍の石の一節(駅前の碑文と同じ) 
 
 春は桜の名所。登り始める前の道路にも桜並木が。    「さくらの名所100選の地」碑。
 
関東の富士見百景。この日僅かに富士山の姿が見えたが、私のバカチョンには写りません。 日によってはスカイツリーも見える 
眺望のきくこの一帯は「謙信平」越後の上杉謙信と小田原の北条氏康が、麓の大中寺住職の斡旋で和議。その折り太平山に登って関東平野の広さに眼をみはった故事にちなみ「謙信平」に.。天狗党、皆川氏(栃木)と北条氏の戦乱の地とも。重要な戦略拠点

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