横浜へ紅葉を探しに~三渓園

横浜の国指定名勝の三渓園へ行く。ここは生糸・製糸で財を成した横浜の豪商原三渓が東京湾に臨む地に造園。私邸の内苑、公開した外苑からなり、面積175000m2(53000坪)の広大な日本庭園。
 
 右は埋め立て地。左が三渓園。   南門の傍らに何やら中国風の建物がある。
 
坂道を登ると松風閣(展望台)。埋め立て地の工場郡、遠くには富士山も望める。  
 
移築した京都旧燈明寺三重塔。室町時代建造。     見下ろした木立の先には燈明寺本堂の屋根。
 
横笛庵。滝口入道の千通の恋文で作った横笛の己の像があったが、戦災で焼失したって。  
 
白川郷 旧矢篦原家住宅。国重文。内部も公開。   鎌倉旧東慶寺仏殿。国重文。江戸初期建造。 
 
 旧燈明寺本堂。国重文。室町期。国重文。   木の間から三重の塔を見上げる。
 
大小4つの池のうちの一つ、大池。周囲が何メートル? 水鳥がのんびりと浮かんでいた。  
 
大池の出島の涵花亭。    鴨の嘴よりたらたらと春の泥 虚子
 
大人数の団体さんもご来園。    内苑の御門。京都西方寺の薬医門を移築。
 
  臨春閣と白雲亭。白雲亭は三渓の隠居所。    臨春閣は紀州徳川頼宣の別荘。江戸初期。
 
 木の間の臨春閣。    色づいてきた貴重な楓。
 
京都大徳寺 旧天瑞寿塔覆堂。桃山時代の建築    地面には散り広がった銀杏の葉の絨毯。
勝手に思い描いてきた紅葉の光景は、少し時期が早かったようだ。足を運んだのは園の半分ちょっとくらい。きっとどこかにもっと素晴らしいところがあったのだろう。これだけを作り上げる財力には驚く  

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