真岡の街をちょっと歩く

益子へ食器を買いに行く途上、いつも素通りの真岡へ立ち寄ってみました。駅でレンタサイクルを借り、観光スポットとやらを回ったが、施設はどこも火曜日が休館。他の多くの処は月曜休館だが、ここには何か理由が? 下調べなしの結果がこれだ。
 
東北本線小山駅から水戸線に乗り換えて進むと鬼怒川を渡り   右方に筑波山を望みながら、やがて下館駅で真岡線へ。
 
第三セクター真岡線。 下館と茂木の41.9kmを17駅で結ぶ。朝夕は乗客も多いだろうが、10時台ではこの通りで、経営も……。  
 
 巨大な汽車を模した真岡駅。真岡線では土日、祝日などには汽車が走り、多くの乗客やカメラマンが集まるそうだ。
 
駅に隣接のSLキューロク館では9600形の機関車を展示。運行にはD51のなど3台の機関車が走る由。見たいなあ?
 
海潮寺山門。屋根瓦が大谷石とは珍しい。大谷石は宇都宮産   曹洞宗梵音山真岡院海潮時本堂。本尊は十一面観音。 
 
真岡城石垣。城址は小学校敷地。ここの公園に壕や土塁が?   高札場。復元でもなし? 説明板かな? 
真岡城は戦国時代、宇都宮氏の家臣の芳賀氏の居城。慶長期に廃城。 一部に代官所が置かれ、二宮尊徳も勤務していた。
 
木綿会館。この日は休館。見学や織物や染色の体験も。    福姫舞ちゃん。木綿の街のシンボル。
 真岡は良質の綿花の栽培地で、真岡木綿の産地で名高く、化政の頃年間38万反を織り上げており、「真岡」は木綿の代名詞だった。後に輸入品に押され生産が途絶えて時期もあったが、木綿会館を拠点に生産を再開している。(真岡ガイドみどころガイド) 
 
時宗大際山華蔵院長蓮寺。弁財天は以前浅草にあり、筏に乗って隅田川、利根川、鬼怒川と辿って当地に。  
 
大前恵比寿神社。20mで日本一。大前神社の若宮。平成建立   おもかるコイ石。持って予想より軽ければ願いが叶うそうだ。 
 
大前神社。奈良時代に創建。大国、事代主神を祭神。   社の脇を流れる五行川。社の御手洗川。下流は小貝、利根川
昼食の後、 駅へ戻って真岡線に乗り四駅目の益子へ。 益子は関東平野の北辺に位置する益子焼の町、幕末から始まった窯業は、大正期に後の人間国宝浜田庄司らにより民芸品として多彩な造形が生み出されるようになった。現在窯元も300を超える由。
 
益子駅。関東の駅百選認定。高い時計台と鐘楼?    駅から来るまで数分。共販センターは大きな狸がお出迎え。
 
 益子の窯元の共同販売店。ここは安価な食器類など広い売り場に陳列。ここで目的の「益子焼」らしい湯飲み6つを買い、多くの展示館や窯元などにも立ち寄らず、まっすぐに帰宅。  過去に益子を訪ねたアルバムがあります。 覗いてみてください。
        20107年:櫻川富谷観音から益子西明寺へ            2013年:益子へ茶碗を買いに

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